このレビューはネタバレを含みます
結論、ストーリーが良すぎて号泣した...
まず、ゴジラの存在が人災(戦争・原爆など)や天災(地震・津波など)を象徴的に描いていると感じた。
舞台は戦後日本。復興を見せる東京に現れるゴジラだが、この脅威は現在の日本においても潜んでおり、この映画を見ることで想起させられ、平和ボケしてる自分にとっては頭を叩かれた気分になった。
次にストーリー。戦後で殺伐としているが、根底に支え合いの気持ちが垣間見えるところに、現代の日本が忘れかけている心を感じた。
特に、ラストで橘が戦闘機に脱出装置を用意した場面は、すごく泣けた。
最後に、今後の日本について。日本国民として、戦時中と戦後に何があったのか、理解する必要性を感じた。今私たちが平和で安泰な日々が送れているのは、先人たちが命懸けで国を守って立て直してきたからであり、感謝する必要があるし、歴史は続いているため、過去から現在までを文脈として知ることは今後の未知なる世界を生きていく上で重要だと思った。
これからの人生、予期しないことが起きるかもしれないが、頑張っていこう...