しゅり

ゴジラ-1.0のしゅりのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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ゴジラって害獣なのかな?

英語のmonster(怪獣)という語はラテン語のmonstrumという語に由来し、また英語のdemonstrate(示す)という語に関連するので、「怪獣」は、われわれに何かを「示す」という意味になる、らしい。

で、なんでわざわざゴジラは突然ぽんと生まれてきて街と人間を襲うのだろうと不思議に思った、熊と一緒で本能的に攻撃してるのかな、攻撃されたから怒ったのかなと考えたけど、明らかに最初から攻撃しにきてるし街も壊しにきてる感じがするんだよね、つまり人間と人間社会に敵意を持っている。それでいて最後に全身から放つ青の光はやけに神聖な感じで、本来は神獣なのではないかとか、地球の守り神なのでは?人間どもが地球を食い潰そうとしてるから滅ぼしに生まれた?今回なんて戦後が舞台なわけだから、殺しあう愚かな人間たちを滅ぼすために...って感じがしたのだけど....共生はできないのかな ゴジラの気持ちを知りたいな、その存在自体が何を示してるというのだろう、むしろシンプルに天災を具象化した存在と考えた方がいいのかな?それにしては...とか考えちゃって、結果的になんか悲しくなりました
元ネタとしては水爆実験で生まれた哀しきモンスターということらしいけど、今回もその設定だったとすると、やはり戦争が引き金になってゴジラ生まれとるから愚かな人間どもにキレてるのでは?ってなっちゃったよ そんで結果やられるのは悲しすぎるだろもう....

人間ドラマ部分は良い話でした 生きろ!
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