賛否両論あって然るべきだとは思う。ゴジラが生まれた背景は初代と違うし、山崎貴監督的庶民の生活シーンがゴジラに必要なのか?と言われると謎だし。
それでも僕は、映画館で何度も泣いてしまった。それは人間の生活の営みにではなく、圧倒的に無慈悲で残酷で、純粋に破壊の化身だったゴジラの存在感が凄まじかったから。悪とかじゃなく、存在そのものが災害なゴジラはある種の神のような美しさだった。
もちろん、人間がそれに抗うのも当然。人類最後の希望・轟天号ほどのインパクトはなくとも震電も希望といっていいキーアイテムだった。
まあとにかく、ゴジラ大好きなんです。