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ゴジラ-1.0のRUNPENのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
1.0
これオモロいか??

「怪獣」が出てくる映画は大好きなのに、なぜか予告を観てもあんましグッとこなかったマイナスワン。
評判を聞くにつけ「あ、なるほどね」と思うこともあり、わざわざ観ないかな〜と思ってたけどせっかく早々に配信してくれてるので観てみた。


まず「ゴジラマイナスワン」で表記が-1.0。
まいなすいってんぜろ?

いちおう戦後ゼロになった日本にゴジラが現れてマイナスに、、、って書いてあるけど。しかし意味はわからん。

とは思ったがそんなこと言ったら「シン・ゴジラ」もぜんぜん意味わからんのでまあヨシとする。


しかしこれは、、、
なんでこんなに人気なの???

という感想?疑問?しか出てこない映画であった。
これオモロいか??


エンタメ映画本場のアメリカで賞を受賞ということで話題にもなり、いまだ上映中なのに配信でも観れるというフィーバーぶり。
(だがまずこの世間の感じがキモい。作品の良し悪しとは別に)






以下ネタバレあり。
全編あーだこーだ言いたいのでめちゃくちゃ長文批判の怪文書。
しかし好きなところもある。







そもそもゴジラがあんまり出てこない。
このことがまず不満であったりするのだが。


、、、まあそれはいいとして。


となると人間ドラマパートが多いわけだが、登場人物全員いったいどうゆう人間性なのかさっぱりわからない。
これが一番の不満で、そこがこの映画にぜんぜんのれないところだ。




神木くん演ずる主人公「敷島」の性格からして、なんだか観ていてよくわからん。


特攻から逃げたし、ゴジラに機銃撃てなかったし、そんな自分に後悔するのはわかるけど、転がり込んだ女と子供を迷惑がりながらも同居して、わりのいい仕事をみつけて金持ちになり、家建ててバイクにも乗るけど女とは夫婦にならない。

なにこれ??どういう人間??


結婚しないのは死んでいった特攻隊員や整備兵に対して生き残った事への負い目や後悔、気まずさがあるから?とは思えど、ならなんで家建てたりバイク買ったりするんだろう?

そんな贅沢な生活をする事にはなにも感じないのかね?そこは気にならない?
その程度のトラウマに見える。
だから結婚しないのも責任負いたくないだけ?みたいな?人?に見える。


仕事仲間に結婚しないことをからかわれてキレるのもよくわからん。
「だまれ!!」だって。このキレかた。
こわ。
まあ結婚すりゃいいってわけでもないけど、しかし生き残ってる自分に後ろめたさがある、ずっとその事を引きずってる男が女と同居するかね?


まず「家建てる」とか「バイク」ってこの話に必要な要素とは思えない。
そもそもあれ、お金持ちになったの?以外になんか意味あった??
東京は復興していってますよってことなんかな???


家、新築して、あまつさえバイクに乗る。
ていうか日本で戦後すぐに個人でバイクを所有するのって相当な金持ちでないと無理だと思うんだけど。

別に自転車でも、なんなら歩きでもええやん。家もボロのままでもええやん。
まわりは変わっていっても敷島だけは戦後からそのまま、、でいいと思うんだが。

そこが一番の違和感。



まぁ、そうやって徐々に復興していった中、再びゴジラが現れてトラウマがよみがえったって言われりゃギリギリ飲みこめなくはない、、、こともないんだけど、、

終盤「オレの戦争は終わってないんです!!」とか言い出すやん。キモ。

え〜〜?途中終わってる感じなかったぁ??バイク乗ったり家建てたり。
と観てて思った。




なので神木くん演じる敷島には「深刻ぶってるけどなんか自分に酔ってる人」って印象しかない。



同僚に「(戦争が)もうちょっと長引いてたらなぁ」と言われて急にキレたりするんだけど、それも自分に酔ってるから。

すぐキレるよな、敷島。
「典子さんになにがわかるって言うんですかあ!」とか言うし。キモ。


美波ちゃんが「銀座で事務仕事始めたの」って働きに出ようとすると「金なら十分渡してる!」って言うのもよくわからん。
典子とあきこの事どうしたいの??



敷島が後悔を思い出すアイテム「整備兵達の写真」もよくわからん。
あれ特攻隊に選ばれた仲間たちの写真でいいんじゃないの?
渡したタチバナもこれだと嫌なヤツすぎる。あんたが持っておくならまだしもなんで敷島に渡すの??
物語的なキーにするためだけな気がして(なってるかどうかはさておき)その行動原理がよくわからなくてモヤモヤする。

特攻隊の写真でいいと思うんだが。


そのうえ結局敷島は夢に出てくる死んでいく整備兵たちのことを「あいつら」とか言う。
夢に出てきてお前はなんで生きてるんだって言われてる気がしてるらしいが。

え?あいつら??

生き残ってる事に罪悪感を覚えるのはわかるんだけど、いちいち行動やセリフに違和感がある。
この一連の流れ、典子につらつら語ってるのもダメだと思う。


海上で再びゴジラと出会うも無力な自分に情けなくなって1人で思い、なげく。ならわかるが、全部典子に言う。
そのうえパニクって「典子さんやあきこは夢なんじゃないですかあ!」とか言っちゃうのもダサいし酔ってるし、翌朝目覚めて両親の位牌を見て「もう一度生きてもいいですか」って言う。キモ。
これも違和感。なぜ両親に??
仲間たちじゃなくて??

これだと同期の兵隊や整備兵たちの事は悪夢としか思ってないやろ。
そのあと整備兵の写真を見て「ゆるしちゃくれないって事ですか」って言っちゃってるし。(ちょっとキレてるし)
怨霊じゃねんだよ。
ダメだよ。

美波ちゃんがゴジラにふっ飛ばされて黒い雨の中うわーって泣くのも自分に酔ってるから。にしか見えん。
そこは美波ちゃんを守ってお前がふっ飛ばされるところだろう。
典子が生きてるかどうかってのは最後までふせとけば良いだけで逆の立場でも全然いいと思うんだが。
とにかく敷島はカッコ悪い。
とにかく敷島がダサい。
路地が頑丈でよかったね。


と、まあこの主人公があまり好きになれないのは脚本演出のチグハグさが悪い。
シーンによって性格がブレブレに変わって見えて、どういう人間なのかよくわからん。
というかイヤなヤツだよ。これだと。
すぐキレるし。
いや、逆にブレてないのか。
敷島って自分大好きだろ!!ほんとこの主人公好きになれん。

神木くんは悪くない。
脚本が悪い。


前半だけでもこれである。
後半も敷島はひどい。



浜辺美波ちゃん演じる典子もね、初登場時は闇市のヤクザ?に何をしたのか逃げまわってるはっちゃけぶり。
「あんなとこ居座ってたらむかえに行けるわけないでしょ!」ってたくまし系肝っ玉女子風だったので、おっ!美波ちゃんでこのキャラは良さそう!
と思ったけどそんなのはそこだけで、以降は普通におとなし系お世話女子になったのは残念だった。


敷島と同居するんじゃなくてあきこを預かってくれたけど、ずっとふさぎ込んでる敷島のことが気がかりで近所に居着くようになった女性。とかでよかったと思うんだけど。
んでその過程で安藤サクラさん演じるおばさんとも仲良くなった。とかね。
なんで同居させた?

しかし勤めに出る時の昭和オフィス衣装の美波ちゃんはとても似合っていてかわいいのでそこは良いところだ。



他のキャラクターもな〜。

佐々木蔵之介氏演じる船長は、どんな場面でもべらんめえ口調でいったいぜんたい、どういった人柄なのか?
キップのいい江戸っ子気質な人。以外つねにあのテンションなので、よくわかんないのである。
山田くんの小僧も戦後の若者、、、感はなくて現代の若者にしか見えない。
セリフの言葉づかいのせいなのかなあ?

お二人ともビジュアルは良いんですけど。
人物像がうすっぺらい。


ギリギリいいかなあってのは吉岡秀隆氏の学者こと野田くらいか。この人はわりと好き。

良いキャラクターもいる。
メインキャラではないけど「元ゆきかぜ駆逐艦長の堀田」さん。この人はカッコよかった。
このキャラクターはスジが通ってていい。
登場シーンが少ないからボロが出てないってだけかもしれんが、この人は好き。
ゴジラを倒せたのはこの人の功績が大きい。


安藤サクラさんのとなりのおばさんもねえ。
最初は帰ってきた敷島に激しくやつ当たりするけど、いつの間にかただの世話やきおばさんのいい人になってる。

いったい何のために最初キレてたのか?
敷島と和解するエピソードとかないの?

なんか誰もかれもが段取りのための人物像に見えてドラマがない気がする。




山﨑貴監督は脚本書かない方がいいのでは?VFXに特化して特撮技術監督の方がいいと思う。




これなんで戦後すぐの話にしたんだろう???


とはずっと思っていたが、これまでのゴジラ映画との全体の見た目の差別化と「第二次大戦兵器対ゴジラ」をやりたかった「だけ」なのかなと。
そういう、どちらかと言えば消去法的およびやりたい事の合致。
の結果なのかなと思った。

そうだとすればそれはそれで全然良いとは思うけれど。


しかし戦後すぐの時代をあつかうのであれば、もう少し言葉づかいや登場人物の描写に気をつかってほしかった。





ゴジラマイナスワン批判としてよく見かけるのが「特攻」賛美か否か、思想的なモノ(政治への批判、死生観諸々)の表現ってのがあるんだけど、はっきり言って、そもそもこの映画にそんなもん無いです。


敷島が特攻から逃げた事を擁護する整備兵や、ことあるごとに日本政府に毒づく蔵之介船長のセリフも、とくに深い意味はない。

このあたりは齢50才前後のボンクラどもの気分です。

我々団塊ジュニアは高度経済成長時代に甘やかされて育っているので、基本のほほんとしていて気分次第で軽く政治批判や昔の人達の気持ちを(わかったフリして)語ったりします。
ワタシもそうなので"その気分" がすごくよくわかる。
自戒もふくめてそういった面からのマイナスワン批判はナンセンスだと思うし、意味がない。
そんなもん絶対にないから。




問題はやはりキャラクター、登場人物達を応援できない事。

主役も脇役も、観ていて「??」になることが多く、みんな言ってる事がその時々でチグハグ、というかうわっつらばっかのセリフで、こっちのアタマに入ってこないのが気になって気になって仕方がないのがダメなところだ。




「特設災害対策説明会」という名の、実はゴジラ殲滅「わだつみ作戦」説明会に参加した元海軍の人たちも、な〜ぜか謎に文句ばっか言う。
うわっつらのセリフの応酬。


これ最初から「ゴジラ対策説明会」で集まればいいんじゃないの??

作戦上の疑問やアイデアを言い合うのならまだしも、なんでいちいち「だまされた」的な「なんで俺たちが」的な「あんなの無理です」的な、しょうもない反対意見を言う描写を挟む必要があるのかがさっぱりわからん。


「災害対策説明会」にどういうつもりでみんな集まってたのかはわからないんだけど、ここの「ゴジラをなんとかするための集まり」を隠す意味ってなんなんだろう?

敷島は学者から「ゴジラを倒すため」と聞いて参加してるけど、他の元海軍兵はなぜ集まっているのか?

よくわからん。


そして敷島はここでもキレる。

「絶対に殺せるんですか!」
「殺せるのか!殺せないんですか!」

なんなのコイツ?なんですぐキレるの?
自分に酔ってるから、にしか見えない。
学者の話を最後まで聞け!!

その後の飲み屋でもずっ〜と深刻ぶった顔してるし。怖いわ。
それでも敷島のまわりには(彼にとって)いい人達しかいないのだ。
ツッコミどころが多すぎる。




元海軍兵達もあーだこーだと文句ばかり。

野田艦長に「みんな家族がいるんです」って言うヤツがいるけど、野田艦長にも家族はいる。はず。


んでもまあ結局「俺たちがやるしかない!」って皆立ち上がるんだけど。

それなら最初から「ゴジラ対策説明会」で集まればいいんじゃないの??
「私は銀座でヤツに家族を殺されました!!」「あんなものを野放しにできない!」「これからの日本のために!」ってさ。


けどこれが団塊ジュニアおよびそのちょっと年上世代の気分です。
ビミョウに体勢側を批判しとけばカッコいい的な、ようするになにも考えずそれっぽい描写をはさんでるだけの気分。という映画にとって無駄な時間。キモ。


これ、ゴジラをやっつけたい人達の集まりの話し合いやら結束ならば、駆逐艦出航準備のシーン、もっと盛り上がってたと思う。
「やるぞ!ウオーッ」って。

わざわざ蔵之介船長に「それに見ろよぉあいつらの顔ぉ」なんてセリフを言わせなくてもよかったのでは。
無駄なシーン多いよ。




整備士タチバナを探すくだりも敷島の性格の悪さがバクハツしてる。なにアレ?
まず役所で大声出して受付机上土下座。
大声でまたキレております。
こんな人イヤ。普通に迷惑だろ。


そしてなんなの?
その探す手段が、手紙で悪口書いて怒らせて自分のところに来させるって???
よく来てくれたよ!タチバナ!!
なに?このエクストリーム人探し。


こんなの普通に自分の足で苦労して探し出す。ってのでいいやん。
んで「あのとき撃てなかったゴジラを倒すために協力して下さい」でいいやん。
さっぱりわからん。

ほんと敷島は自分の境遇に酔ってるだけのイヤなヤツです。
意味わからん。


協力してくれたタチバナの前でプルプル震えて泣き言いったり、もらった整備兵たちの写真見せたり、あきこの描いた絵を見せて未来がどうとか言ったり、、、

敷島のイヤなところばっかり映さないで!



ワタシがタチバナだったら「なにコイツ?」となりますけどね。


「敷島のことは嫌いだが整備士として「震電」には興味がある。結果的に協力する事になるが敷島は嫌いだ」


どうせならこんなキャラクターでいてほしかったタチバナですが、結局よくわからないまま敷島にとっていい人になる。
敷島の無事を無線で知って泣かないでほしい。
なんでみんな謎にいい人になるんだよ?
わけわからん。


余談だが数回観て思ったこと。
敷島があきこから絵をもらう2人きりのシーン。
あきこが敷島にまったくなついていない感じなのが、皮肉にも敷島の性格に問題ありを証明してる感じがして、そこは逆に面白かった。





そして「わだつみ作戦」実行!!

この作戦序盤あたりはめっちゃカッコいい!!!
やはり!監督および製作陣ははこれをやりたかっただけだ!!!断言する。


ちょっと上陸したけど神木くんの飛行機が気になって追いかけるゴジラ。ブーン。
ほほえましい。なぜか熱線は吐かない。

ゴジラが地上にいるシーンは貴重なので、この少しだけ上陸するのは、もはやサービスシーンなのだが、敷島がゴーグルをずっとオデコにつけたままなのは、別にいいんだけど気になります。



そして!!
野田艦長の号令で発進する各駆逐艦!!
ここは良いです。めちゃカッコいい。

兵器考証はかなり考えられているらしく「ゆきかぜ」他、各駆逐艦の逸話は観賞後調べてみて大変面白かった。

やっぱ監督、ゴジラVS第二次大戦兵器やりたかっただけやん!!!
ええやん!!

ゴジラを沈めるあたりは緊迫してめちゃ面白かった。駆逐艦の交差や作戦の成功否や!ってシーン。良い。


また余談だが各艦にローマ字で船名が書いてあるんだけど、これは一度GHQに接収されたから?
こういう改修は本当にあったのかな?
軽くググっただけではわからなかった。
無い方がカッコいいのに。


あとはアレだ。
予算と撮影の関係上仕方ないとはいえ、やたらと甲板の一箇所に乗組員が集まってるのは気になった。
皆各持ち場で仕事しなさいよ。
みんなでゴジラを見にこなくていい。





ゴジラの登場シーンの少なさに不満がある。と最初に書いた。
銀座で大暴れしたが、ゴジラの見せ場はそれぐらいしか無い。

あとはほぼ海上での戦いだけだ。
これがゴジラの全身が見えない。
ほぼ頭と背びれだけ。
設定上対抗できる戦力が艦船兵器しかないってのと、これも他ゴジラとの差別化プラスやりたい事の合致ということで良かった部分なのかなとは思う。
でもなあ、泳いでるばっかのゴジラかあ。



絶賛されてる各ゴジラ登場シーン。
序盤のジュラシックゴジラや海上ゴジラ、おおむねゴジラのシーンにはそんなに悪くはないとは思いつつも。

んだけども、、、
あの〜〜〜、、、
熱線吐く時の背びれ、ジャキン!
ジャキン!ジャキン!ジャキン!ってアレどうなの??いや別にいいっちゃいいんだけどメカメカし過ぎないでしょうか??
ていうかカッコ悪いんだよ、あの感じ。

いや!そこはもっと生物感を出して!!グワワッと光るだけでいいよ!と思った。
アレはかっこ悪すぎる。
CGだからこそできる事をはきちがえた、ふた昔前の表現。
ジャキン!!古くてダサい。
(モリモリふくらむぐらいならよかったかも)

そのスーパー熱線からの核爆弾級の爆発もなあ。日本であんなの観測されたらソ連もアメリカも動くだろ!と思うんだけど。
なんならお互い手を組むぞ。

まぁ映画的ハッタリで細かいことは気にすんなという事ですけど。

しかしあれ爆心地どこなんだろう?
銀座の被害どうこうよりあそこの方がヤバい。消滅してるやん。
でもそのあたりは見せない。オタクはそういうの気になるんだよ。




結果ゴジラを沈めたり浮かせたりしてなんやかんやで勝利する。
山田くん小僧がみんなでわ〜っと助けに来たり、敷島が決死の覚悟で戦い、でもギリギリ助かったり、美波ちゃんも生きてたり、わ〜!みんなよかった!!
大団円!!

、、、しかしゴジラは生きているかも、、
ってわかりやす〜いハリウッド〜な感じがアメリカでもウケた理由かな〜。
なるほどね〜。




ていうかさあ!
こんなお話オモロいか???

やっぱ物語がよくない。



本場アメリカのアカデミー賞視覚効果賞を受賞したCGIはすごいとは思う。
ゴジラや海の表現はもちろん戦闘中の艦船、港に停泊中の姿やその他背景に映るほとんどのものがCG表現されてるのは素直にカッコいいし、ほんとに良いと思う。

授賞式でスピルバーグに会い嬉しそうな山崎監督を見てると「よかったねえ」と思った。
これはイヤミではなく「絶対嬉しいだろうな監督」という山崎監督への共感。



いち特撮映画としての面では非常に評価したい気持ちはめちゃくちゃあるし、好きな
作品なんだけれども。


しかしやっぱり、どうしても好きになれない主人公「敷島」と、主人公のまわりが謎にいい人だらけになるしょうもない脚本は、とうてい受け入れることができないのである。
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