mina

レディ加賀のminaのネタバレレビュー・内容・結末

レディ加賀(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤の困難を乗り越えた上でのハプニングありのパフォーマンスはすごかった。中盤までの主人公を初め登場人物達の訳ありな事情に関しては精神的にキツかった。特に、主人公に関してはタップダンスやその夢を諦めて旅館の女将を目指すところで途中挫折してしまうくだりがあるんだけど、自分も似たような事があって胸が痛かった。終盤の音響代理のおじいちゃんはせめて老眼鏡を早めにかけて欲しい(苦笑)
推しの小芝風花ちゃんのタップダンスが良かった。去年某ゴチの番組で撮影のためにタップダンスの教室に通っていて練習していたり披露をしていたけど、うまいなと思いました(素人みたいな感想ですみません)
あと、ここ最近だと某ロボアニ映画で声優として活躍していた森崎ウィンさんが出ているけど役としては少し下心ありのコミュ障お化けみたいなキャラで面白かった。
この映画、石川県の加賀市が舞台なんですね。ずっと前に震災があったり、撮影期間中にはコロナが流行っていて大変だったんだろうなと思った。本編だと加賀市がどんなところかが描かれていたのは良かった。機会があったら加賀市に行ってみたいです。あと、旅館で働いている人達の苦労や日本のおもてなしの大切さも描かれていて勉強になりました。ちなみに、映画の配給収入の1部が義援金として石川県に寄付されています。それにしても、作品自体が良かったのに評価が低いのはもったいないと思いました。先程言った通り中盤までしんどいシーンがあるけど、終盤からは楽しくなるので是非見て欲しいです。
mina

mina