このレビューはネタバレを含みます
コナン映画なのに全然人が死なないじゃんかよ……って最悪の感想言って同行者にドン引きされてしまいましたが、死なないわけじゃないんだけどなんか…今回推理要素が薄いんだよね……
だって「犯人の髪型はコーンロウ」っていう超巨大ヒントが最初っから出ちゃってるから……！ピンガ、潜入するときはコーンロウ隠しなさいよ…
コナンくんを犯人（NEW黒の組織メン：ピンガ）がギアッチョみたいな暴言吐きながらゲシゲシ踏みつけるシーンあって、正直人が死ぬとか爆発するとかよりそこが一番新鮮にショッキングでした。
他は最新顔認証システムのせいで灰原哀の正体が黒の組織のウォッカにバレるとか、工藤新一の正体が黒の組織のピンガにバレるとか、灰原がウォッカとピンガに誘拐されて大ピンチとか、会いたかったぜシェリー⤴︎⤴︎とか、いろいろあるにはあるんですけど、なんか全部が実はクソシステムだったってことで有耶無耶になって終わりなので、大丈夫です。（ベルモットとキールの重労働のおかげで…）
ジンが「クソシステムが…！」って罵るところとか、ウォッカがキールのド忘れを心配しながら潜水艦の使い方教えてあげるところとか、最新顔認証システムをハッキングして日本の駅のホームで電車待ちしてる最中のジン・ウォッカの記録を監視カメラから消すところとかは面白かったです。
リニアの映画のときにも思ったんですが、正体を隠したいコナンくんと灰原にとってもはや最新技術は敵なのでは？
これからAIが発展していく中で、いつまでクソシステムということにして黒の組織から逃れられるんだろう……という暗雲立ち込めるような映画でしたね。早く黒の組織が壊滅するといいですね。
