もちた

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のもちたのレビュー・感想・評価

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コナン映画初めて映画館で鑑賞。
黒の組織などの事前知識があったから楽しめた。
灰原哀というキャラクターが好きになりました。
テンポもよく、エンディングの入り方も最高で鳥肌立った。

いつものお決まりのコナンシーンや台詞もあり、人工知能や監視社会などの現代社会の課題にも触れていて、大人でも十分楽しめる作品となっていた。

そして以下は少しネタバレになるのだが、「老若システム」という写真一枚でその人物の加齢・若返りを含めてその人物をCGで作成して、世界中の防犯カメラの情報を元に人物を割り出すシステムが登場する。これは若返りした工藤新一(コナン)にとっては致命的であり、この作品の根幹を揺るがすものではないか。
そのシステムも結局は破壊されるのだが、そこに至った経緯も理屈が通っていて納得がいくものだった。黒の組織の中の微妙な立ち位置や人間模様も描かれていたので面白かった。

今回蘭姉ちゃんはほとんど戦闘要員だった。でも、最後の灰原哀のアクションで作品が綺麗にまとまった感じがあった。
コナンと哀の関係性が好きな人にはたまらない一作ではないだろうか。
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