このレビューはネタバレを含みます
大好きな灰原がメインストーリーとなる今作。
灰原が怪しまれてピンチ!までは想像してたけど、まさかの本当に拉致までされるし、本筋にいるウォッカともしっかり顔を合わせたのは驚いた。
その灰原が連れ去られた後の博士の涙には思わずうるうる…博士にとってはもう家族だもんね…灰原が夢に見たのが新一とかじゃなくて博士だったのも良かった。
あとは久々に組織の非道さが垣間見えた。映画だし結局へなちょこで終わるけど。直美とかあれだけ組織の人間の顔を見ておいて、本来であれば証人保護プログラムが必要なレベルでは?
公開当時賛否のあった水中のキスシーンは14番目の標的のオマージュでもあるだろうけど、灰原派の自分からしてもそれは蘭とのシーンとしてそっとしておいてあげてほしかったとは思う。
博士や新一に限らず、蘭や歩美ちゃんとか周りの人と(読者的に)長い期間かけて関係を積み重ねてきた灰原の変化を感じられる作品だった。