このレビューはネタバレを含みます
黒川想矢という光を知れました。
みんな誰かのためだったはずだった。
大切な人を守るために咄嗟についた嘘の言葉、行動がまわりまわって他の人をぐちゃぐちゃにしていく。それによって浮き彫りになる人間のいやらしさ。人は見たいものしか見ないし、断片的に見聞きする事実とそこから生じる憶測によって真実はどこまでもねじ曲がる。悪意なく振りかざした正しさ(≒価値観)はいつも誰かを傷つける可能性を孕んでいる。
2週目はどのカットも理由を知っているから序盤から泣いてた。
坂本龍一の20220302とMonster 2をずっと聞いてる。