このレビューはネタバレを含みます
なんだか話題なってるから、大雨もあけて暇だから観てみるかと、軽い気持ちで映画館で。
前半のさおりパートの時、ホリ先生含め、なんて酷い学校だ!って安直な視点でしか見れなかった自分が本当に恥ずかしい…。
サオリ→ホリ先生→湊 の視点でみていく構成で、事実は一つしかないが、どの視点で見るかで本当に解釈がぐるぐる変わってくる。
日常でもこういうことが多々起きてるんだろうな…。
「男だから」「女だから」の押し付け、普段でもすごく当たり前に耳にし、劇中でもナチュラルにセリフに落とし込まれてた。
その「当たり前」に苦しめられた湊と依里が惹かれ合って、離れて、やっぱり2人で最後一緒にいたシーンで本当に心がギュッとなった。
行き止まりだった柵が最後は無くなって、2人は幸せになれたのかな?
色々考えさせられる映画でした。