言うまでも無く大傑作、期待値以上の作品だったかなと、、
"怪物"それは誰しもがなりうる有象無象の象徴。受け取り方次第で良くも悪くも映る。
『怪物だーれだ』のキャッチコピーの元、視聴者は文字通り怪物を探すのだが、そこには正解は無い。多様な考えを否定し正解や真実を探る私たちが怪物なのだと気付かされたかもしれない。
果たして"怪物"とはいったい何なのか。3つの視点から構成される行き違いや食い違いを見事に対比した身が震うような脚本。
社会的な問題提起を多数含んでおりメッセージ性に特化したサスペンス映画で、今後の映画史に名を刻むこと間違いないです