※今の自分が持っている言葉では
この映画の魅力を100分の1も伝えれなく
どうしても陳腐な表現になってしまうのは
許容してほしい。
そして、日を追うごとにこの映画から
貰った感情は育ち、明日にはまた違う
感想になるかもしれないことも許容してほしい。
この映画を見た人は同意してくれると思う。
法律やムードというものが
誰かを守ることを前提につくられたり
時間をかけて対話したり考えたり
議論されたりする世界であれば
誰も涙を流さないでよかった状況に
怒りにも似た悔しさで
胸を締め付けられる。
自分には 視えていなかった こと
自分には 聴こえていなかった こと
自分には 感じることができなかった こと
話したかったこと
話せなかったこと
聞きたかったこと
聞けなかったこと
するべきだったけど、
できなかったことばかり。
きっと誰の人生もそんなことばかりで
ままならない毎日だと思う。
でももうこれからは
後悔する前に傷つくことを選んでいきたい。
傷つくことがきっと気づくことだから。
今のこの日本だから感じる何かがある。
怪物からしか得られない感情がある。
誰もが当たり前に生きていたいと思える時代になったら、
全てがよい方向に向かっている、そう思える時代になったら、
地元で昔話をするようにこの映画の話がしたい。
