このレビューはネタバレを含みます
是枝監督らしくてとてもよかった。
役者さんもみんな演技が素晴らしかった。
残念だったのは『母性』と手法がかぶること。
そして、視点の違いから描く手法は面白いんだけど、伏線回収にやや無理が。
担任が謝罪中に舐める飴、校長先生がスーパーで女の子に足をかける事、火事と着火ライター。
理由はあとからわかるけど、強引な気がしてならない。
そういえば『万引き家族』も、そもそもあのメンバー、万引きする必要があるのか?みたいに思ったのを思い出した。
なので、私にとって是枝監督作品は、とても素晴らしいんだけど、いつも何かが引っかかって、モヤモヤする印象なのでした。