ちゃちゃ

怪物のちゃちゃのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

金曜ロードショーとかでは絶対集中して見れないけど映画館だったので終始飽きずに見れた!音楽もとても素敵で見応えあった。

優しい人たちがちょっとした食い違いにより、複雑に良くない方向へと行ってしまう。誰も悪くないのに誰もが悪者扱い。

ADHDでいじめっ子のように見えた子は普通の心優しい男の子だった。キチガイ教師に見えた先生は生徒思いの誠実な先生でした。

一部を切り取って見て勘違いして...
ほんとに思い込みって怖い...

あの女の子はなぜ、楽器を一緒に運ばなかったのか..
なぜみなとがねこを殺したって嘘をついたのか...
みなとのことが好きだった?もしくは自分もいじめの標的にされたくなかった?もしくはいじめっ子だった?そこはわからなかった(^_^;)

「花の名前は知らない方が男の子はモテるよ」という母の言葉によって自分は男で男の子が好きになってはいけないような感情を持ってしまったんだと想像した。

孫を失ったことにより心を失った嘘つきの校長先生とみなと君が心通わすシーン。そこだけなぜだか校長先生いい顔してたなぁ。
最後まで完全にダメでしょって思ったのは校長先生。あの校長さえいなければ事態は全て悪い方に行かなかったかもしれないと思った、、

ps
息子を育てる母として、
男の子の冒険意欲はすごいものだとも思わされた。そして、まず子供の話をまずはちゃんと聞こうと思った。
また男の子だからって決めつけることはしない。
幼児の頃から色々と話せる仲になっておきたい。
これから何があっても息子のことを信じていつまでも味方でいれますように。


LGBT、モンスターペアレンツ、虐待、ADHD、いじめ、ブラック企業、羅生門効果