母子家庭の小学生のお話。
母目線、教師目線、子供目線の
３部に分かれて同じ時系列が流れる。
母目線
子供の様子からいじめに遭っていると思う母親。
教師に体罰を受けと報告したので
学校に訴えに行くが、校長や先生達は
クレーマー扱いで肩透かし。
希死念慮があるのではと疑っていた
台風の日の朝、子供は部屋におらず
土砂降りの中捜索しに行く。
かなり辛く映るようになってて
苦しかった。
教師目線
ここがよくわからなかった。
多田濡れ衣を着せられていただけでは
なかったのかな。
無意識下で生徒に危害を加えていたのか？
でないと主人公はあんなに逃げないんじゃないのか？とか考えた。
先生目線だと誠実なことを
言っているように見えるが、
本の誤植探しを趣味にするところとか
神経質な印象だし、
違和感を持つ雰囲気だった。
彼女は報道があったから離れて行っただけなのか？
作文を読んで学校に乗り込むほど生徒に対して強い執着があったのか？
子供目線
大人達と見えている世界が全然違った。
子供達なりの世界があった。
いじめを受ける同級生、庇いたいけど
クラスメイトの目が気になるので
人前以外でしか話さない。
帰り道に仲良くなって廃電車を
秘密基地にして遊んでいた。
いじめは間接的な庇い方しかできなかった。
（いじめを止めるために暴れて取り押さえられたところ、教師の手が当たって怪我をする。校長は飄々としており素は見せない。校長の孫が死んだのは夫の運転ミスではなく、校長が殺したのではないかと噂が立っていた。母親がスーパーで見かけた校長は走り回っている子供を足でかけて転ばせていた。同級生の受けているDVは教師も疑っていた。子供自身はいい父親だと言う典型的な支配。）
台風の中秘密基地で過ごし天気が晴れる。
草むらをいつも遊ぶみたいに走り回るシーンでカットされエンドロール。
本当に引越ししてしまうのだろうか？
何故かエンドロールで涙が出てくる。
教授の曲のせいかな。
