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時計じかけのオレンジのyarnのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.0
アマプラが終わりそうだったため鑑賞。

犯罪グループのリーダーの少年が
逮捕され刑務所で過ごしていると、
化学の力で犯罪脳を正常な脳に変えて
2週間でシャバに戻れるという
プログラムに参加することに。

ベートーベンの第九をBGMに
暴力映像をトラウマ化するまで
見せられ、更生したとされる。

以前主人公を恨んでいた周囲の人間に
ボコボコにされながら助けを求めた先も
かつて暴力事件を起こした家だった。

最初の演出は長いかなと思ったけど
世界観を持ったグループなんだよ
ってことなのかな。

犯罪への欲は、トラウマ化させても
結局元通りになるだけ。
こんな実験実際過去にやってそうだな。
被験者可哀想に。

ナッドサット語を知らなかった。
途中で調べるのも嫌だったので
そのまま観ていたけど
後半はなんとなく言いたいことが
分かるようになってきた。
、、、のは春日語に通じるものが
あると思ったから。
1発目に聞いてわからなくても
文脈や関連語から考えると
なんとなく答えを出せるあの感じが
似てる。

時計じかけのオレンジ
=表面上はまともだが中身はかなり変

名作と言われる映画は
結構ストーリーが単純なのに、
展開とかカット割とか観てて楽しい
工夫がすごく細かく計算されてる
気がする。
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