このレビューはネタバレを含みます
カンヌ国際映画祭で受賞した作品と話題だったので、私にとって理解できない作品なのだろうと思っていたが、想像していた以上に面白かった。
まず、お目当てだった子役の陽太くんも、田中裕子も最高だった。他の出演者たち全員が魅力的な演技で、惹き込まれてしまった。
内容としてもお母さん、先生、子供たちのそれぞれの視点が明確に映されており、物語の進み方もテンポがいいので飽きたりすることはなかった。
0.5減らした理由としては、ラストシーンについて、観る側の解釈に委ねる形にしているところ。あえてそうしているのはわかるが、答えのない謎解きをしているようで若干のモヤモヤを残している。
素敵な126分を過ごすことができた。