このレビューはネタバレを含みます
とても良かった。視野が狭くて観ながら頭働かせられないので考察サイト読んで理解深めて楽しめた。
こんなこと言ったら本当に倫理とか道徳に反してるかなと思うけど、泥まみれの湊の色気がやばい。恐ろしい。
これはネタバレになるけど、電車の中で転校することを聞いて興奮する湊と落ち着いた対応する依里のギャップにこっちが興奮した。そのシーンがくるまでわたしはお互いの好意に気付けなかったんだけど、すごく良いシーンだった。2人の演技にただただ圧倒されてた。恐ろしい。
湊はひたすらかっこいいし、依里はもう抱きしめたくなる守ってあげたくなる可愛さ。
小学生のいじめもリアルだった。怪我をさせないいじめって気づかれにくいよね。
わたしは最後は天国説を推したいけど、是枝監督と坂元さんが否定してた。強く生きることを選んだ2人を見守りたい。
考察サイトの言葉を借りるけど、誰でも誰かの怪物になりうるんだなって気づいてからこのタイトルを考えるとゾッとする。
最初はほりやばすぎるし本当に許せないと思ったけど、自分がほりだったら壊れてもおかしくないなって。
結局ひとは自分の都合のいい視点でしかみれないのかなってちょっと悔しくなった。
そんなにたくさん観てるわけじゃないけど是枝監督の作品好きかも。考えさせられた。良かった。2年ぶりに映画館行けて最高だった。それもあるけどこれは映画館で観れて良かった。
最後まで観た上でもう一回観たい。
