よ

怪物のよのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1人の人間から語られるの断片的な情報では何もわからないんだな(人から又聞いた情報はなおさら)
無意識の偏見から出た何気ない言葉で人を傷つけている可能性もある(結婚さえしてくれれば、男は、男だろ)
断片的な情報で世間から悪者にされ全て失うなんて辛い
せめて間違えてもやり直せる、仕切り直して生きていける世の中だといいね

全部うやむやにして、無かったことにする教師たち嫌だった
校長先生のほんとうのところは最後までよくわからなかった、諦念達観の人という感じもした、、

せめて2人にとって2人という平和な世界があってよかったけど、それも引き離されてしまうのが辛い
あと、ラストで保利先生とお母さんが間違いに気付いて必死で探すところも救いだった
音楽室での校長先生の台詞も
世間で言われてる幸せに拘る必要ないよね

人間ややこしかったり、醜かったり、直視したくないような事理解できない事が沢山あるけど、それも認めて、短絡的な答えを求めず考え想像できる人間でいたいです

好きな台詞は
ナマケモノのくだり
宇宙のくだり
ごめん冗談っぽく言いたかった的な所
白線からはみ出たら地獄
あの酒屋のコーラは3本に1本ぬるい
不倫相手はダサいニット着てる

ラストの坂本龍一のaquaが凄く良かった
よ