このレビューはネタバレを含みます
最初からほんとのことを言えてたらよかったのにと思う反面、言えないからこうなってしまったのが辛い
誰もがひとつくらいはある悩みや言えないことが複雑でこうなってしまったんだろうな、自分の子を信じてもそれが本当のことではないって結構つらいなあ
子役の2人がすごいのはもちろん他のキャストたちもすごいなあと思った、ほんとにありそうでどこかで起こっている現実の一部を見ているようだった。
トロンボーンを吹いている音楽室、雨の中で窓の泥をかき分けるところ、最後のシーン、どれも良かった
モンスターペアレントに関しては、学校側からしてみたらそうかもしれないが学校側のあの対応を見ると誰しもがそうなってしまうのでは?と思う(もちろん湊が嘘をついていなかったら学校に行くこともなかったというのはそうだけど)のであんまりモンスターペアレントという言葉で片付けてほしくないな、と思っちゃう……