坂本龍一さんの美しい音楽と、
諏訪という大好きで素敵な舞台が、
是枝監督作品の持つあの空気感で語られると本当に良い意味で邦画すぎた。
カンヌ脚本賞って聞くと、はい！ドンデン！衝撃！伏線回収！！白黒ハッキリ！みたいなイメージが先行してしまっていたけど、(いやたぶんあの予告編に影響されたのもある。魔王だったもんね、)
最後は委ねられるようなラストシーンだったので多少拍子抜けしたのだけど、時間が経ってもこびりついてきてレビュー漁りたくなってしまうところに妙を感じる。チクチク刺繍するみたいに痛みを感じさせていくタイプよね。
安藤サクラさんの演技は感情が本当に伝わる。対極に田中裕子さんの演技の感情の消し方が本当に怖くて良い。
ラストの解釈は大きく2パターンあるんだなということがレビューを見て分かったのだけど、どっちにしても子供たち2人が怪物から解き放たれたのであれば100%晴れというわけにはいかないけどよかったのかもね。って思える救いがありました〜
てかなんか登場人物視点で複数の物事みて捉え方が変わる、みたいな作品で、鑑賞中に脳裏に近いな〜てチラつくものがあったんだけど、どの作品だったのか思い出せぬ、、、空白、、、、？うぅ〜ん、、、
