このレビューはネタバレを含みます
やっと観た。
音楽、演技パーフェクトです！
なんであんなに子役は演技が上手いんだ。。
是枝監督作品の子供はみんな瞳が生きてる。
音楽と映像が美しい。
気になったこと
•子供を守ることに必死で何も見えていない母親、マジョリティの世界で生きている教師、純粋無垢なマイノリティの子供たち、それぞれの視点をはっきりと描くことで、鑑賞している側に自分自身も見えていないことを気が付かせたいのはわかるけど、私がもし作るなら、始まりを母親目線にするのではなくて、物語の中心である子供を1番最初に映した方がまとまりがいい気がするし、チャプター1みたいな形ではっきり分けた方が見やすいと思う。。。わくわくする裏切りではなくて、ララランドやカメラを止めるなの時に感じた詐欺にあった感覚に陥って、イラついた。
•教師目線の尺が長く感じた。もっとコンパクトにまとめて、少年たちの関係性を長くした方が、いい気がする。
•校長の幸せについての話は、いまいち理解できず、自分を慰めるための言い訳なのか？
•生まれ変わりの話がくどい。
•火事が同一の時間軸であることをわかりやすく表現しているけど、物語にそこまで関わらないし、あまりにも描写が多くてくどい。
•作中途中で父親が浮気した先で事故死したという衝撃。
•やはり予告編は詐欺。シリアスな作品じゃないのに、事件メインな作品だと勘違いさせる。
見えている世界を信じることは、事実と異なる可能性があることを確認させる作品としては、パーフェクトだと思う。
そろそろマイノリティが当たり前の作品出ないかな。。
