数ヶ月経ってからの感想
この映画を見てから、ニーチェの「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いてるのだ」を思い出すようになった。
誰かから何かの話をきいたり、SNSで流れてくる話をみて、すぐに、誰が善で誰が悪なのか、って単純化したくなってしまっている気がする
でも、誰かが悪だと思ったことは、他の誰かにとっては善で、その逆も然り。
立場が変わると、善も悪も変わってしまう。
それなのに、誰かが善で、誰かが悪と決めつけてしまいがち。
当事者ではないときに、何かを言うことは、自分もまた怪物の領域に立ち入っているのかもしれない。
色々考えさせられる映画だった。