良い映画だった。
というのが第一の感想。
ただ、決まった時間のストーリーが何度も繰り返される構成のため
普通に退屈ではある。
あと、多感な時期といえば何でも成立するような
子どもたちにすべてを背負わせる物語はずるく感じる。
出てくる大人が、基本思慮浅いバカで
多感な子どもの感性が、大人のすべて上を行くというような
あり得ても良いけどあり得て欲しくない登場人物たち。
監督が、評価のために作った気持ちわるい作品だと思った。
最後が、「汚れた血」だったのでこの子供たちの血も汚れているという
最低のアンチテーゼなのかもしれない。
