このレビューはネタバレを含みます
役者の方々の
顔・言葉の表情、視線の向け方
気を遣いながらの遠回しの言い回しからの
我慢しきれず感情が爆発してしまう瞬間の言葉の変化など。。演技力に鳥肌がたった。
誰しも自分の価値観を基準に物事を考えていると思うが、それが無意識のうちに押し付けになってしまってしまっていたのかもしれない...そんなことを考えさせられた。
感情に任せてしまいそうな場面こそ、対相手を知ろうとすること。そして一度は受け入れること。そして逃げずにしっかり向き合うことが大切だなと。
自分が自分を一番認めてあげること。
そして他人を知ろうとし、受け入れること。
このことを常に心掛けながら生きていきたいと思った。
『生まれ変わったのかな？』
『もとのままだよ』
『そっか、よかった』
周りから否定され
自身でも自分を否定し続けてた依里。
初めて自分を受け入れ、肯定してくれる人に出会えた安堵から出た言葉が『そっか、よかった』
言葉数も少ない何気ないシーンだけど
このシーンは心にくるものがあった。
