このレビューはネタバレを含みます
子どもと一緒に鑑賞。
つい有名俳優なんかを犯人と予想してしまいがちな思考を惑わすように随所に配役されてて良かった。
犯人のラストシーンにはムカつくけどそこに切なさもあっていい演技だったなと。
整くんのセメントの話、女を型にはめる言葉はだいたいおじさんが言い出してるって話、弱いことへの後ろめたさ(そしてそれはきっと修復できること)の話、どれも素晴らしかった。
鑑賞後に漫画も初めて読んでみて、女を型にはめるための言葉のシーンで”子育てには達成感を味わえない苦しみが存在する”という内容が書いてあり「あぁ、、それだ…」とすごく共感・納得できた。
ありがとう。
劇中にもこの台詞入れてほしかったな。
言葉にできない、しづらい気持ちを淡々と話してくれる整くんのおかげで、勝手にみんな救われているっていうのがこの作品の心地良さですね。