だいごろー

すべての夜を思いだすのだいごろーのレビュー・感想・評価

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)
3.6
@ユーロスペース

誰かの人生と街の歴史が交差する。
街は多くの人が集まり、そこで生活の基盤を築き、離れ、また集まってくる場所。そこには人の思いや歴史だけでなく、あったかもしれない未来もふんわりと重なってレイヤーを形成しているのかもしれないと思った。

ホームビデオの映像が使われてて、家族の幸せな瞬間に触れただけで泣いてしまった。ホームビデオって誰もが抱くかつての淡い記憶と重なる映像だからある意味普遍的だし、テーマとも重なるようで良かった。