すごく良かった。思ったよりも真っ直ぐな王道ラブストーリー(大好き)でありつつ移民家族の話でもあり『エブエブ』を思い出してた。移民の子供たちの親の期待を内面化してしまう苦しみみたいなものがとても伝わった。
あの世界のシステムはもっとどうにかしてあげてほしいと思うけど、この映画ではそこは変わらず、でもそのささやかな変化にこそ希望が込められていて良かった。
それぞれのエレメントの描写も素敵でとても良かったけど、ウェイドがエンバーの炎を映しだせるというのが一番好きだったかな。エンバーは頑張っていて愛しいしウェイドはどこまでも優しい。ラストの父娘のシーンにも泣いちゃった。