霧の淵の作品情報・感想・評価

『霧の淵』に投稿された感想・評価

3.5
この場所に宿る記憶みたいなものをうまく霧と重ねてて儚くて懐かしくて素敵な映画

おばぁちゃんっ子だったから泣きそうになった。
ろん
4.1

【メモです。】
霧の淵。家族の淵。命の淵。日本の淵。奈良の淵。これらを観て、自分は崖っぷちに立たされた気分になった。
というのも奈良で映像監督である為に、凄いものを観た。
奈良の良さ?(現状)を伝え…

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秀作。ショットが秀逸。

「人は・・・死んだらどこに行くんだ?」
 (中略)
「映画館」


【この世とあの世の淵】
イヒカは映画館に立ち寄った帰りに、行方不明の祖父を見つける。あとをつけると、再び…

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先の見えない人生に翻弄されて傷付きながらも一歩ずつ生きていく。残された時間によってそれぞれ人生への向かい方も変わる。ドラマパートの台詞が極端に少なくだからこそ逆に街並みやそこに生きている人達の切り取…

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eri
3.5
限りなく現実っぽいのに、シゲ爺が関わるパートは幻想的に描かれるのが好きです。
ちがう世界に足を踏み入れているのは、イヒカか、シゲ爺か。
40pay
3.5

キネカ大森の二本立て上映にて!
(も一つの「幻の光」と、凄く良いパッケージング)

「すべて、永遠じゃない」のキャッチフレーズの通り
静かにゆっくり消えていく山間の人々の暮らしを記録している。

本…

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シゲ爺が失踪している割に猫が帰ってこないぐらいの構わなさなのは限界集落だからか?
大枠のあらすじはあるものの雰囲気と空気感を楽しむ映画と感じた。
ただ主人公のイヒカという名前は現実には恐れ多くてつけ…

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昨年たまたま朝日館に宿泊し、映画のことを知る。
時間が止まっているような、昔と今が交わっているような不思議な旅館(「千と千尋の神隠し」で千尋が両親と車を降り、トンネルを抜けて行った先のような感じとで…

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udon
4.1

伝統の奈良が舞台というのが効いていた作品だったと思います。

変わらないように見えるってことは、変わり続けていることなのかなと。

劇中登場人物の間で面白いくらい会話にならないのが印象的でした。

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観て感じる、浴びるような映画だった。
映像が綺麗。

田舎の村の現状を、ありのままに、でもどこか儚く映す映画だった。

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