あおい

最後まで行くのあおいのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2023年製作の映画)
3.6
不運が連鎖する…

岡田准一と綾野剛が、イカれた野郎熱演!
基本はシリアスな雰囲気で、暗くて埃っぽい画面ですが、役者の演技とかセリフがコメディチック。

元となった韓国映画は未鑑賞ですが、かなり引き込まれる映画でした!

ストーリーとしては、
母の最後の姿を看取るため、病院へ車を飛ばしていた警官・工藤が、不注意でチンピラを轢いてしまう。動揺する工藤だが、あらゆる手段を用いて事故の隠蔽を図ろうとするものの、とある人物から人を殺したことを知っていると電話が入り…

そもそも工藤の倫理観が崩壊してて、序盤から笑っちゃった。さすが元ネタ韓国やなと。

で途中から出てくる矢崎(綾野剛)も、やることなすことほぼ犯罪で、綾野剛のサイコな演技が映える。

もうちょいのところで失敗したり、周りの人が巻き込まれたりと、終始悲惨な展開の中に、カーチェイスや銃撃戦と見どころあるアクションも。

お互い全然死なへんけど、「いってぇ」とかゆって撃ち合ってて、もうはよ死にぃやと言いたくなる。笑

2人ともどうしようもないので感情移入はできないけど、中々没入感のある映画でした。
あおい

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