子象を救い、子象に救われた夫婦の、豊かな森の生活
●アカデミー短編ドキュメンタリー賞受賞ということで観てみました！60分の短い内容で、親を失った子象と、子象を保護する夫婦との親子よりも深い絆を見せてくれるのですが、まあこの子象のラグがおちゃめで、それを愛でるドキュメンタリーでしたね！サッカーや水浴びするラグ、水道をひねるラグ、どれも可愛く人間味あふれる姿ですね。
●日本人に比較的近い場所にいる猫や犬と比べると、象は大型過ぎて何を考えてるかは計り知れない部分があると思ってたのですが、彼ら夫婦の言葉を借りると、象は「知的で感情豊か」なんですね。確かにインドに行ったときも、割と象が身近にいましたし、人間と心を通わせやすい動物なのかもしれません。
それでも流石に大型の象は危険なため、子象のラグは夫婦にとって「神様からの贈り物」というくらい折良く託された子供だったのです。
●お互いが割と共依存の関係にあると思うのですが、この夫婦は娘を亡くしてしまっていたのです。娘に先立たれ、涙していたところにこのラグが来て、鼻で涙を拭いてくれたそうで、そりゃ、ラグに心をグッと掴まれてしまいますよね。惚れてしまうやろー！
●Netflixはこういう知的なドキュメンタリーをたまーにやってくれてるので見逃せません。予算削減をすることなく、こういう小粒で優良な作品を今後も作り続けて欲しいものです。
