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神が描くは曲線でのgeminidoorsのレビュー・感想・評価

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)
2.1
年明けからチョイスミス( ; ; )
題名に惹きつけられて観始めた。が、前半途中から集中力保たず。
登場人物等や施設の描き方のあまりに安直な設定に引いてしまい。正月からチョイスに関して責任なすりつけ合いバトルになりそうになったワタシら馬鹿夫婦で御座います(笑)

正月休み中、今夜しか2時間位は空かず一本だけ久方に映画をと意気込んで観たのにサ!逆に息消沈で苦笑也り。
1時間弱辺りで"いつもの観る?"と、B.C.ソウルに変更っ!と成り。

どんな展開どんな脚本や演出であろうと、病院や施設をこの様な描き方じゃ、引いてしまうよ。ストーリーに対して絵が力不足。好みの問題といえばそれまでかも知れないけどネ。
でもさ、例えばテリー・ギリアムの"12モンキーズ"なら話の上でも絵的にも、精神病院内での患者達の描き方も全体のトーンとして違和感は感じない訳で。
古い処で名作ならば"カッコーの巣の上で"も思い出される。やはりトーンの統一感や役者の演技も脇役皆素晴らしく。
患者ではなく信者だったが、ある意味で異端的ビジュアルを散りばめた"薔薇の名前"でも同じ。山深くに在る中世の修道院内に於いて描かれる美術装飾や画面の端から端まで、話の核心に向かい匂いが立ち昇り、出演者の皆が上手かった。

はたして比較対象のレベルが高過ぎるだろうか?
制作費やかけた時間が違う?
否、それは言い訳にならないだろう。
金や時間をそれ程かけていなくとも、観る者を夢中にさせてくれる素晴らしい作品は沢山あるし。
映画はある意、総合芸術。画像や音が流れる時間を共有する意味では、ワタシに時間(時計)を忘れさせて欲しいのだ。
暫し約2hでいいから。ワタシを何処かへ連れていってくれよナ!

問題はコチラの気を衒うかに安直かつ無責任に小人や巨人や他も、社会の大多数と異なるかの見かけの人物達を、アイコンの如く"露出オーバー"な作品は、一言で"品が無い"ではないか?個人的には頂けないのだ。
ゲロやウンコや局部が出ようが良い。むしろ嬉しい。否、嬉しいか?マ、それも出し方だが。



な、ならばオチまで観切ってないから点数はナシとすべきか?と思いきや、
ん〜5×1/2>=で甘くみても2.1じゃ。
正月だからな。だが…
時間をかえじでぐでぇ〜‼︎
B.C.ソウルをもう一話観れたじゃんかっ💢
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