このレビューはネタバレを含みます
シグネが突き抜けている〜!
理想の妄想シーンもあるけど、虚言がバレて責められる妄想シーンもあるあたり、自身の異常性に気付いていながらもやめられないんだろうな
シグネと彼氏の関係性もなかなか歪
お互い「おれが!」「わたしが!」って蹴落とし合う様子はコメディっぽい
最後の撮影シーンでシグネが倒れたとき、関係者たちが責任をなすりつけあうところは、人の悪意が漏れちゃってて嫌悪感を覚えつつも、自分だってそういう面はあるだろうなと、さらに嫌な気持ちにさせられた
誰でも多かれ少なかれ、認められたいと、求められたいとかあるだろうけど、自分の価値を他人で満たそうとしないで、自分で満たせるように生きていきたいなぁと戒めになる作品でした