おくちん

きみの色のおくちんのレビュー・感想・評価

きみの色(2024年製作の映画)
3.4
トツ子はどんな色かなあ。ルイくんに聞かれたとき、ずっと考えてしまいました。どこか心がひとりだった三人。居場所を求めていたのかな。10代の頃の、何か隙間があるような、探しているような感覚を思い出していました。音楽があって、友だちになっていく三人を見ていたら、少しずつ嬉しくなりました。両親に、おばあちゃんに、お母さんに認められて良かった。学校のステージに立てて良かったと思いました。三人はこの先どこへ向かうのだろう。将来の形より、なぜか今つながり合えたことが、とても大事に思えました。今を大切な人と生きていること。それを確かめ合える幸せが続きますように。少女たちに祈っていました。山田監督らしい、人の心に寄り添う映画でした。ありがとう😊天使にラブソングを、を思い出すライブシーンは曲も最高でした!懐かしいラジカセも!また観たくなりました^_^