自分の中に“聖域”をつくること。
いつでも戻れて安心できるものを心の中に育むことは生きる助けとなる。
彼らが抱える見えない苦悩も、嬉しいことも、悲しいことも全てがフラットで、それらがあるから私たちごとの「色」がある。
それに気付けるのは他者があるからこそで、自分の内側を外に投げかけた時に反射してくるものは、自分の内にあるよりもキラキラして豊かになることを知ることは喜び。
学校もバンドも友達と過ごした時間も、期間限定のユートピアのようだからこそ尊く感じるけれど、これを未来永劫やっているのが宗教なのではないかという気づき。
EDの曲も含め、散りばめられた90年代アイテムは我ら大人向けの戦略か。