「ここ笑うとこだぞ」
武家の生まれだけど訳あって貧乏長屋に住んでいるおきくちゃんと、おわいや（下肥買い）のふたりの仕事、小さな恋と青春を優しくコミカルに見守る時間でした。
長屋のみんなや住職さん、出てくるみんなが個性的であたたかかったな〜。
阪本組常連の石橋蓮司さんのフラットな感じはさすがだし、不器用で穏やかな父上、佐藤浩市はやっぱり素敵でした✨
華ちゃんはセリフなくて控えめなのに感情豊かで、想いが丁寧に伝わってきました。
畳の上で1人で照れて見悶えるシーンはめちゃめちゃ可愛かった♡
池松くんと寛一郎くんの相棒感もすごく良くて、キツいことや悔しいこともあるけど、それでも悲観せず前を向いてるふたりを観てると、こんなクソみたいな世界にも希望はあると思わせてくれる。
3人まとめて抱きしめたくなる〜🥹
時折ふとカラーになるんですけど、良いアクセントであると同時に、よりモノクロの美しさが際立つ気がしました。
特に景色がどれも美しい。
あと、カラーだったらうんこまみれでキッついかも（笑）
物語のおわり、エンドロールの長回しの画がとても好きでした。
辛いこともあるけど、笑顔でいられる瞬間を大切に生きる彼らがとても愛おしい。
物語はあの道の向こうに続いている✨
