ベルベー

コカイン・ベアのベルベーのネタバレレビュー・内容・結末

コカイン・ベア(2023年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

メジャー大作や泣きの映画も作るけど、基本的にボンクラ映画が好きであろうフィル・ロードとクリストファー・ミラーなので、エリザベス・バンクス監督で超ボンクラパニックムービーを撮ろうとなるのはなんか分かる。エリザベス・バンクス、演技も撮る映画も発言もボンクラくさいもんな。

しかし実話を基にと言いつつ、こんなアホな映画撮ってどないやねんとは思うよ!実際にはクマ、コカインの所為で死んじゃったらしいし。あと、日本では実際にクマ被害が大変なことになっているので、ラリったクマに人々が無惨に殺されるよ!たーのしー!…というボンクラノリには正直、ついていけんかった。飼い主のキン◯マが食いちぎられる方の映画は爆笑したんだけど。タイミングってあるよね。

こんな教養ゼロの映画がレイ・リオッタの遺作になったことには複雑な気持ちもある。まろび出た腸を喰われながら死ぬ様は、「ハンニバル」で映画史に残る死に方をしたレイ・リオッタらしいとも思ったけど。
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