2023年7月30日テアトル新宿
熊切監督の「海炭市叙景」はかなり好きな映画で、今回竹原ピストルだし、ジム・オルークだし、予告編すごいし、かなり期待して見た。
ん~悪くないんだけれど、期待し過ぎちゃったかな。
良い映画だと思った。握手のところとか、ラストの展開も感動した。
じゃあどこに問題があったのかと振り返ると、陽子の気持ちと行動の動きがイマイチスムーズじゃなかったってことに尽きる。えっという感じで変わってしまった気がした。車内一人語りのスイッチはどこで入ったのか。風吹ジュンだったのか?
あと、ちょこちょこ出てくる父親亡霊役のオダギリ・ジョーは必要だったのだろうか?なんかそこだけコミカルな感じがして、違和感。
ロードムービーとしては、東京から福島までが長くて突然青森に飛ぶような感じがした。別にそれでも良いんだろうけれど、なんか気になってしまった。
GoogleやNEXCOをわざわざ別のロゴにしているところも気になった。ん~そうしなきゃだめなの?NEXCO東日本の協力とれなかったの?
菊地凛子はすごかった。風吹ジュンも最高。ハマケンがこんな悪役やったのは珍しいんじゃない?