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ゴジラVSメカゴジラのnori007のレビュー・感想・評価

ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)
3.6
前作のメカキングギドラのテクノロジーを利用し、究極の兵器メカゴジラを開発した。
ゴジラの放射能も倍にして跳ね返すことが出来る最強のマシンだ。

と、スペックではそうでも実戦となると
やはりゴジラは不死身だ。

そして決戦となる場は幕張メッセ

今回、ゴジラ、ベビーゴジラ、ラドンと
3大怪獣の自然の力をコントロールしようとしても出来るものでもない。

どうにか共存していくしかないのだろうな。
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2019/05/27 21:02
3.8
今作は、タイムスリップもせず、おかしな宇宙人も登場せず、とてもとてもまっとうなゴジラ映画でした。

そしてゴジラ、ラドン、メカゴジラのそれぞれの見どころを用意しているのもバランスがいい。メカゴジラの重武装ぶりがハンパなく、全身が武器で出来ておりゴジラを圧倒。ラドンも意外な大活躍もするし、ゴジラも意地をみせた。

こうしたバランスがとても抜群だったと思う。

当時のパンフを見ると生頼範義さんの荒々しいメカゴジラが描かれている。本編ではもっと柔らかいデザインに変更されているが、改めて生頼範義さんバージョンを見直すと!こ、これは「レディープレイヤーワン」に登場したメカゴジラではないか!!!!!!

こうゆう形で生頼版のメカゴジラを復活させてくれていたのかと思い
改めてスピルバーグ監督ありがとうと言いたくなった。

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2014/12/12 01:26

3.8
昭和メカゴジラを見た直後に今作を見るとストーリーも造形技術も洗練されていてかなりびっくりさせられる。
メカゴジラのデザインがソフィスティケートされていて、無骨で荒々しさは無くなったもののとても洗練され現実のロボット工学ではこうなるのでは?というリアリティが感じられる。

今作のテーマは「生命」が主題となっていて、ベビーゴジラの登場によって今までは人類の敵だと思っていたゴジラも実は地球上に住む同じ仲間だということに気がついていく。いや地球の歴史から言うと恐竜である彼らの歴史の方がはるかに長いのだ。

終盤に、ゴジラ殲滅を目的とするGフォースはこともあろうにベビーゴジラをゴジラをおびき出すための囮に使おうとする。そのベビーゴジラを救出するために急行するゴジラとラドン。こうして幕張の地でどちらが現在の地球の支配者となるかの壮大なバトルとなるのであった。

今作のメカゴジラもギミックがちゃんと用意されていて楽しませてくれるし、東宝特撮に数多く出演されていた高島忠夫さんが、親子で共演となっていたのもなかなか感銘ぶかい。
そして、何より怪獣映画を見てとてもいい気持ちにさせられるのも今作の出来がとてもいいからなのだろう。
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