今回も面白いー!前作のインパクトには勝てないけど、きちんとした正統後日譚です。
前作が「ホラー映画の文脈」を愛した作品なら、今作は「劇場体験」「映画体験」を愛した作品。
イントロデュース殺人からも分かるように、プロモーションから舞台演出まで、アウトプット/拡散の方法にフォーカスが当たってる。徐々にスクリームの世界が大きくなっている。
とはいえ前作のスモールパッケージを引き継いだ演出も多々あり、前作で「エルム街は1までね」と自虐したウェスの矜持を感じた(今作でもやんややんや続編イジリしてましたけど!)。
ラストはまさかの人間の尊厳がふんだんに表現されるエンド。やっぱりウェスは徳が高い。
アウトプットに重点を置いた今、改めて1番強いのはゲイルなのよ。
「いい映画が作れそうだ」