『しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』 (2023)
2024 267作目
シリーズ初の3DCGアニメーションで、期待値が高かった作品です。しんのすけが超能力を手に入れるストーリーは新鮮で、ギャグ要素と感動シーンが絶妙に融合していました。しかし、脚本に関しては賛否両論。社会問題を扱うシリアスな部分としんちゃんのユーモラスな日常がどうもしっくりこないという意見もあります。 全体的なトーンのブレが残念でした。3DCGのクオリティは高く、特にアクションシーンは見応えがありましたが、古参ファンからはシリーズの雰囲気が変わってしまったと感じる声も。結論としては、挑戦的な作品で面白い試みが多かったものの、しんちゃんらしさを保ちつつさらに深みを出すことが難しかったのかなと感じる作品でした。
