このレビューはネタバレを含みます
初日に見ました。
新作映画を事前情報一切なしで客席みんなでドキドキしながら見るという体験をできたから良かった。
が、良かったのはそれだけ。
我々は一体何を見せられたのだろう？
ジブリの新作としての期待値からの落差ではなく、圧倒的につまらない。
・全体的に作画がおかしい(すごいシーンはおそらく外部委託)
・背景も雑
・ストーリーに主軸がない
・盛り上がる部分もない
・音楽も印象に残るものがない
・タイトルに反しメッセージ性がゼロ
・劣化ジブリかのようなキャラデザイン
・既視感のあるシーンが多い
・間が多すぎる
・EDが手書きじゃ無く、無地でフォント使い
・米津玄師も微妙
下手に宣伝しなくて正解だったと思う。
予告編見てたら見に行ってないと思う。
多分眞人は吾朗、大叔父は駿、アオサギは鈴木P、インコはネット民、ペリカンはアニメーター、ワラワラは子供？なんだろうが、まとめると『宮崎駿は色んな映画を作った。吾朗に継いで欲しかったけどできなかった。関係ない人にバランス崩されジブリはもう終わり。』的な話なんだけど、それならもっと分かりやすくしても良かったんじゃ？
伏線回収もしない意味深なシーンばかりでうまくまとめられなかっただけじゃ？
今回ジブリ単独出資らしいが、なるほどと思った。
スポンサーや色んな人への配慮があってこそのジブリだったんだと。
自分で自分を全てを知ってる神のように表現してる事がしんどい。
にしても本当につまらなく退屈な2時間だった。
多分この先金曜ロードショーでやろうとも見ないだろう。
恐らく二度と見ないだろう。
色々と残念な気持ちにさせられる映画だった。
