私はあまり映画に詳しくない。
それでもジブリの作品は何作か観たことがある。今回の作品はこれまでの作品を彷彿とさせるシーンが何度かあって、宮崎駿監督の世界観のようなものを改めて味わう感覚があった。
自分が子供の頃と、親となった今では見方が違ってきていることを思うと、老人になった時にまた観てみたい気もする。
命を紡いでいくこと、血のつながり、世代間を行ったり来たりするような感覚、不安定な世界情勢、火や水、風や石や土の神秘的なイメージなど、意識と無意識を揺蕩うような夢心地の世界。
理屈や論理を超えたものは嫌いではないので、睡魔に襲われることなく最後まで見終えました。
鳥の糞が随所に出てきて、なんとなく印象に残ってます。あれはなんなのかなぁ。