このレビューはネタバレを含みます
他のレビュースコアが高いことに驚き。好みの問題ですかね。
宮崎駿さんらしい作画は文句なし。さすがです。でも、見どころはそこだけ。
ほぼ全編ストーリーが破綻しているから、主人公にもあまり感情移入できないし、脇役の行動原理や、なぜ魔物が主人公の叔母探しを邪魔するのかなども不明で、観客おいてけぼり。
クライマックス近くの、主人公がキーアイテムの積み木を託されて、自分はウソをついたから資格がないと断るシーン。通常は、「なんで断るの？！」と、観客が引き込まれるシーンのはずだが、クライマックスまでの積み上げがほぼないから、こちらの感情も動かず。
宮崎駿さんにハリウッドの大味なエンタメは求めないけど、さすがに観客放置しすぎでは？
声優さんや映像はがんばっていたので、かろうじて1点つけます。
宮崎駿さんの作品で2回も寝落ちしたのは初めてでした。
