このレビューはネタバレを含みます
もう大きな劇場では映画は観たくないなって思った。
開始してから何人の人が遅れて入ってきたことか。挙げ句の果てには30分遅れくらいで入ってきたやつに足踏まれた。めちゃむかつく。となりのやつ息くせぇし。
そんなこんなでぼくは体力が尽きて寝た。
起きたら重要人物出てきてて訳分からんことなってた。
全体を通して思ったのは、鳥がたくさん出てきた。少し安直だが、鳥を翼を持つものとして、自由のモチーフとして捉えて、『君たちはどう生きるか』、答えは自由。しかし、翼を持つ者でさえ、自由とは限らない。自由の中にあって、選択することが重要となる。
と言ってるような気がした。
まだ宮崎駿の宮崎駿らしい作品が観えることに感激した。
エンドロールの鈴木敏夫と宮崎駿の並びに涙しそうになるも、冒頭で示した劇場の治安の悪さに胸糞悪さが拭いきれなかったぼくは、能面で明転を迎えるのであった。