君たちはどう生きるかのキウイばたけのネタバレレビュー・内容・結末

うーーーーん、鑑賞後の自分の感想がまとまらない。正直、宮崎駿完全ファンタジー（ラピュタやナウシカのような。今作は現実と地続きの印象）を求めていた自分がいたので、事前情報無しが裏目に出た形。

異世界を旅する冒険活劇だったけど、宮崎駿大好きな乗り物を主人公陣が操らないので、何だか狭い世界のような感じがして、息苦しかった。
世界観は面白くて、物語も素敵なんだけど、「パラドクス」と言うには聞こえが良すぎる辻褄の合わない部分があって、「？？」となる。
でもこの作品の「大叔父」が宮崎駿であるならば、そのパラドクスはそのままパラドクスとして受け入れるべきなのかもしれない。宮崎駿も紐解けないパラドクスなんだよ。知らんけど

と、物語の終わりで「期待しすぎたかな。なんか消化できんな。」とモヤモヤしていたんだけど、米津玄師に「面白かったやろが！！！！」とテーマソングで頬をしばかれて「面白かったです星3.5！！」となっています。米津玄師はすごい。