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君たちはどう生きるかの斜線のネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ダメだ、インコたちが強烈すぎてそれしか覚えてない、、、

20230721 追記
持ち帰る石の大きさは人それぞれ、まあ記憶に残るか否かは石の大小には関係ないのかもしれない
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なんか既視感あるなと思ったら、最近読んだ村上春樹の新作「街と、その不確かな壁」と、ざっくりと結論が同じだからかもしれない。
春樹は過去の自身の世界を書き直していて、駿はあくまで自身の作品の総括を、ファンサービスとして行っているのでは、と観ている最中は思っていたが、最終的には塔は崩壊し、マヒトは我に帰ってゆく。
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こうなってくると多分やっぱりポニョの異常性が極まってくるよね。
また春樹の話になるけど、新作の下地となった「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は、異世界に迷い込む春樹の作品群の中でもほとんど唯一、彼方の世界にいることを肯定する物語で、駿に置き換えればポニョがまさにそれ。
っていうのを予期して、あのパンのシーンがなんかポニョっぽいのはこちらに印象付けるためなのかな、邪推かな
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