斜線さんの映画レビュー・感想・評価

斜線

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備忘録

映画(591)
ドラマ(3)

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5


バチバチに強度たっぷりに「デザイン」された画面に映るのは、夜行性の人間たちの(無)自覚的な叫び。
自分を変えるチャンスなど、実はそこいらに転がってるし、何なら自宅のポストにもう入っているのかもしれな
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マザー!(2017年製作の映画)

4.5



MFMP
(マザー・ファッキン・ミシェル・ファイファー)
息をするのも面倒臭くなるぐらいに丁寧。
食べたり飲んだりを忘れるほど愛おしい。
死んでも二度と観たくない傑作。

パプリカ(2006年製作の映画)

5.0


こんな映画を儂が死ぬほど好きな事ぐらい
オセアニアじゃあ常識なんだよ!!
ユートピアのパロディたるリバティも、カップ麺の露と消えることはないであろう!!!

バクマン。(2015年製作の映画)

2.5


見る前から目に付いていた主要キャスティングがやっぱりノイズで、神木くんはまだあれだけど佐藤健が高校生としては流石に無理ある首筋だし、小松菜ちゃんが声優目指してるってのも全く頷けない。
ギリギリで浅い
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

-


2018.1001 2回目
疑いようもなくジム・ジャームッシュにしか撮れない雰囲気。お洒落と一言でくくってしまうにはあまりに抵抗ありますぜ。
ひたすらに楽しい。トム愛してる。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

-


なんにせよエモい
どの面から見ても「映画」として見れば荒削りも良いとこだと思うが、それ自体がこの忘れがたいノスタルジーを生み出している要因になっているとも言える。
うん。エモい(語彙消失)

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5


てっこのくだりがあまりにあっさりしすぎだと思うし、
「あんた、かっこいいね」って言われた時の反応の演技の巧みさあるのに、その後の「あっ、そっち?」っていうのはいらないとは思ったり、
全体的に多少喋り
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.5


振り返ると珍しく雑な気がしないでもないけれど、どうしたって憎みようがないのはやっぱり松田龍平の雰囲気の持つ魅力を理解した見せ方や、柄本明、もたいまさこの職人の域に達したじじばば感、馬鹿を演じさせれば
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5


列車内を散々破壊しながら格闘して、銃ぶっ放したりなんやかんやあった貴重なアイスピックやビール樽を5本も犠牲にしながら熊さん男性をなんとか追い出した後にレア・セドゥがボンドに尋ねる。
「この後は?」
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5


これぞカオス。
ハイテンション祈祷を筆頭に
地獄でなぜ悪いの星野源を軽く思い出す噴射(軽度で鼻血も)
「大丈夫だよ、何度も見てるし」といって、まあ飲めや、と謎のドリンクを差し出す娘。
人が死んでるっ
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ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)

1.0


全てへの放棄と冒涜。
「こんぐらいでいいよね」の塊。
やっぱ島国社会なのかなと思わされてしまうほどの排他的な在り方。
付随する役者まで嫌な目線で見てしまうほどに最悪。
見たのは中学生とかだけどありあ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5


俺の中の一人は惜しみ無い賛辞を送っている反面、もう一人は物凄い剣幕で中指を立てている。

少しの狂気がなくては名作(ポップ)にはなり得ない。それは人間が作り出す全てのものに言えることだと思うけれど、
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

2.0


丁寧が過ぎるほどじっくりと背景や心情を描くのに、肝心なところが絶妙にしっくりこないという俺の宮部みゆき感が先行しすぎてしまったからか、物語の中の、ここはノリたい!という所でイマイチ乗り切れない。(こ
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青い春(2001年製作の映画)

3.0


淡い破滅と死の匂い
それでもどこかに漂う清々しい空気
見終わった後に七尾旅人氏のAlmost blue が脳内再生される。
青木の見た青を自分も見られたら、、


追記
ミッシェルを聴くとこの映画が
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.5


すげえ
ここまで日常をやっている映画は他にそんな見たときない。特に冒頭の母娘の会話なんて神懸かった自然さ。うちのおばあちゃん家で聞いたことあるような会話。なのに面白い。
こういう、余白をとことん楽し
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

-


ポールが楽屋を訪ねた時のルディの表情一発で持ってかれた。

丁寧な脚本にセンスある映像、真に迫る演技と根元的なテーマ。
戦う覚悟を決める時にまた会いに来よう。

Do you really want
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園子温という生きもの(2016年製作の映画)

-


僕が情熱大陸を好きな理由をいくつか考えたことがある。
30分弱という短い時間でその人の本質に迫るようなドキュメントを撮れるはずがないという諦めと仕事だから真面目にのブレンドの結果生まれる、その親しみ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0


グッドフェローズよろしくなファミリー感がぐっと出る食事シーンとか
ウルフオブウォールストリートのディカプリオを彷彿とさせる程のシャブ中のオンオフの演技とか
色んな所で色んな映画を思い出せてしまうのは
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0


ちょーすき
エモさ特化型の映画群の中でもかなり良い。
強いて言えば
映画の「画」としての美しさみたいなものは比較的少ないとは思ったけれど
そんなものは関係ないんですよ。
決めるところはしっかりキメつ
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自由が丘で(2014年製作の映画)

3.5


2018.0604 2回目
魂を揺さぶる深い感動とか
血の沸くような興奮とかがあるわけでは決してない。
でも、たまに見たくなるし、見るたびに新しい発見があったりする。
最初見たときは、「加瀬亮の2週
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0


個人的に夢想する近未来が、基本、真賀田四季に影響され過ぎている事もあって、実際の人とのコミュニケーションが貴重になる、全てがネットないし仮想現実で済ませられるようになるしその方が良いこと、と思ってい
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

3.0


愛すべきクソ映画。
かまいたちの昼的なスプラッタはやっぱり爆笑してしまうけれど、舞う羽毛の昇華には軽い感動すら覚える。
想像の100倍良かったトリンドルちゃんの演技にも脱帽。真野ちゃんは俺の嫁。

キャロル(2015年製作の映画)

4.0


虚像や偶像としての「大人」ではなく
意志を持ち、社会を生きて戦い抜く具体的な大人としてのケイト・ブランシェットの圧倒的佇まい、女性としてのその漢気に惚れてまうやろ!
全編に漂う押せ押せな時代のアメリ
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.5


普通に楽しいって最高だな!

オープニングの爽快感や落ちるところの堕ち具合とかもかなり具合良い。
間口広く、誰にでも共感を与え得て、しまいには感動させるっていう王道を久々に観た。

奥さんブタのロジ
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劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

1.5


雑な省略
無意味なカメラワーク
浪費するための金遣い

悲しみすら残る
これならまだスペックのほうが可愛げある分面白いと思えるほど

映画 みんな!エスパーだよ!(2015年製作の映画)

3.5


愛すべきクソ映画
終盤になっても水着や下着をダレずにエロく撮り続ける執念に心酔
真野ちゃんの可愛すぎる幼児退行が観れただけで+1000点はいっている。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

2.5


園子温ファンとしてはアガるところもまあまああり、にわかヒップホップファンとしてもちょいちょいアガり
どうしようもなくクソつまんねえところもあり

でも清野菜名ちゃんは可愛いし
YOUNG DAISさ
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SCOOP!(2016年製作の映画)

2.0


めっちゃ楽しいんだけど惜しい
役者陣(とくにリリーさんのシャブ中感)のリアル加減と写真撮影の仕事とかのリアリティの差が結構あって、没頭しきれない瞬間がいくつかある。

まあとはいえ川辺ヒロシの劇伴も
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

-


STUDIOVOICEのドキュメンタリー特集を読んだばかりでの鑑賞だから、何かと思うところはあるのだけれども、
今、世界の一部で実際に起きている(起きていた)ことの情報を知る為であったり、
そこから
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ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

3.5


ジョン・カーニー映画を観終わると、いつも俺の心の中の大森靖子が「音楽は魔法ではない」と叫び回る。
「でも音楽は」

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0


静謐な狂気
とか言っちゃうとしょうもないけれど。

1つ言えるのは、
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品は今後どんなに好みに合わなそうでも映画館で見るべきだということ。

でかい画面と良い音響で
この構
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