斜線さんの映画レビュー・感想・評価

斜線

斜線

備忘録

映画(582)
ドラマ(3)

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5


これぞカオス。
ハイテンション祈祷を筆頭に
地獄でなぜ悪いの星野源を軽く思い出す噴射(軽度で鼻血も)
「大丈夫だよ、何度も見てるし」といって、まあ飲めや、と謎のドリンクを差し出す娘。
人が死んでるっ
>>続きを読む

ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)

1.0


全てへの放棄と冒涜。
「こんぐらいでいいよね」の塊。
やっぱ島国社会なのかなと思わされてしまうほどの排他的な在り方。
付随する役者まで嫌な目線で見てしまうほどに最悪。
見たのは中学生とかだけどありあ
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5


俺の中の一人は惜しみ無い賛辞を送っている反面、もう一人は物凄い剣幕で中指を立てている。

少しの狂気がなくては名作(ポップ)にはなり得ない。それは人間が作り出す全てのものに言えることだと思うけれど、
>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

2.0


丁寧が過ぎるほどじっくりと背景や心情を描くのに、肝心なところが絶妙にしっくりこないという俺の宮部みゆき感が先行しすぎてしまったからか、物語の中の、ここはノリたい!という所でイマイチ乗り切れない。(こ
>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

3.0


淡い破滅と死の匂い
それでもどこかに漂う清々しい空気
見終わった後に七尾旅人氏のAlmost blue が脳内再生される。
青木の見た青を自分も見られたら、、

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.5


すげえ
ここまで日常をやっている映画は他にそんな見たときない。特に冒頭の母娘の会話なんて神懸かった自然さ。うちのおばあちゃん家で聞いたことあるような会話。なのに面白い。
こういう、余白をとことん楽し
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

-


ポールが楽屋を訪ねた時のルディの表情一発で持ってかれた。

丁寧な脚本にセンスある映像、真に迫る演技と根元的なテーマ。
戦う覚悟を決める時にまた会いに来よう。

Do you really want
>>続きを読む

園子温という生きもの(2016年製作の映画)

-


僕が情熱大陸を好きな理由をいくつか考えたことがある。
30分弱という短い時間でその人の本質に迫るようなドキュメントを撮れるはずがないという諦めと仕事だから真面目にのブレンドの結果生まれる、その親しみ
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0


グッドフェローズよろしくなファミリー感がぐっと出る食事シーンとか
ウルフオブウォールストリートのディカプリオを彷彿とさせる程のシャブ中のオンオフの演技とか
色んな所で色んな映画を思い出せてしまうのは
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0


ちょーすき
エモさ特化型の映画群の中でもかなり良い。
強いて言えば
映画の「画」としての美しさみたいなものは比較的少ないとは思ったけれど
そんなものは関係ないんですよ。
決めるところはしっかりキメつ
>>続きを読む

自由が丘で(2014年製作の映画)

3.5


2018.0604 2回目
魂を揺さぶる深い感動とか
血の沸くような興奮とかがあるわけでは決してない。
でも、たまに見たくなるし、見るたびに新しい発見があったりする。
最初見たときは、「加瀬亮の2週
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0


個人的に夢想する近未来が、基本、真賀田四季に影響され過ぎている事もあって、実際の人とのコミュニケーションが貴重になる、全てがネットないし仮想現実で済ませられるようになるしその方が良いこと、と思ってい
>>続きを読む

リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

3.0


愛すべきクソ映画。
かまいたちの昼的なスプラッタはやっぱり爆笑してしまうけれど、舞う羽毛の昇華には軽い感動すら覚える。
想像の100倍良かったトリンドルちゃんの演技にも脱帽。真野ちゃんは俺の嫁。

キャロル(2015年製作の映画)

3.5


虚像や偶像としての「大人」ではなく
意志を持ち、社会を生きて戦い抜く具体的な大人としてのケイト・ブランシェットの圧倒的佇まい、女性としてのその漢気に惚れてまうやろ!
全編に漂う押せ押せな時代のアメリ
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

4.0


普通に楽しいって最高だな!

オープニングの爽快感や落ちるところの堕ち具合とかもかなり具合良い。
間口広く、誰にでも共感を与え得て、しまいには感動させるっていう王道を久々に観た。

奥さんブタのロジ
>>続きを読む

劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

1.5


雑な省略
無意味なカメラワーク
浪費するための金遣い

悲しみすら残る
これならまだスペックのほうが可愛げある分面白いと思えるほど

映画 みんな!エスパーだよ!(2015年製作の映画)

3.5


愛すべきクソ映画
終盤になっても水着や下着をダレずにエロく撮り続ける執念に心酔
真野ちゃんの可愛すぎる幼児退行が観れただけで+1000点はいっている。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

2.5


園子温ファンとしてはアガるところもまあまああり、にわかヒップホップファンとしてもちょいちょいアガり
どうしようもなくクソつまんねえところもあり

でも清野菜名ちゃんは可愛いし
YOUNG DAISさ
>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

2.0


めっちゃ楽しいんだけど惜しい
役者陣(とくにリリーさんのシャブ中感)のリアル加減と写真撮影の仕事とかのリアリティの差が結構あって、没頭しきれない瞬間がいくつかある。

まあとはいえ川辺ヒロシの劇伴も
>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

-


STUDIOVOICEのドキュメンタリー特集を読んだばかりでの鑑賞だから、何かと思うところはあるのだけれども、
今、世界の一部で実際に起きている(起きていた)ことの情報を知る為であったり、
そこから
>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

3.5


ジョン・カーニー映画を観終わると、いつも俺の心の中の大森靖子が「音楽は魔法ではない」と叫び回る。
「でも音楽は」

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0


静謐な狂気
とか言っちゃうとしょうもないけれど。

1つ言えるのは、
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品は今後どんなに好みに合わなそうでも映画館で見るべきだということ。

でかい画面と良い音響で
この構
>>続きを読む

深夜食堂(2015年製作の映画)

2.0



"粋"と"不粋"の狭間をギリギリのバランスで踏み外す感じはやっぱり日本における映画という枠組みのもつ性なのだろうか…
とはいえこんなお店やりたい。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5


役者はやっぱ声やな
声が良くないと見てられないというフシがあるわ

ほんのひと押しで脆く崩れさる青春の側面をほのぼのとしながらも感じるフシもある。

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

-


我が若かりし卓球部時代
参考にするために"卓球"と動画サイトで調べたらやたら出てくる"石野卓球"という文字列。
なんやねんこのおっさんと思いながら再生した中二の春のあの衝撃は未だに忘れられない。
>>続きを読む

エレファントカシマシ ドキュメンタリー・フィルム 扉の向こう(2004年製作の映画)

-


あまり想像したくなかった先生の日常の姿

椅子に胡座かいて
メグミルクを紙パックから直接飲んで
灰皿は満杯で
急須でお茶をぼたぼた零しながら淹れて
齧り付く勢いで本を読む。

想像以上にエモい。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0


最初はポップに見えたあることが、クライマックスでは異なる意味を持って真に迫った迫力を持ってくる構造とか
自己対他者というのがそもそも鏡のようなもので、他者を理解することで自己を理解する足がかりとする
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.5


ジャンクなもの食べてる時ってこういうのが最高!バカうま!って全身で歓喜するんだけど、
こういう体に優しくてめちゃくちゃ美味い料理みたいな映画は、余韻も深く続いて、気持ち良い…

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0


ヒトの多面性(の混沌)を描いた映画なんて、ペルソナを筆頭にとんでもない数作られてると思うんだけど、その中でも群を抜いて問題提起のそのやり方が、いい意味ですご〜く悪い。

岡本太郎の言うところの
「富
>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.0


もろもろ若干言いたいことはあるけれどもやっぱりかっこよすぎるこのシリーズ。
表情がみんな凄く良いんだよなぁ。
個人的胸熱ポイントは、いざこれから戦闘かという時にまずジャケットを羽織る次元のシブさ。
>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.5


シブすぎて、かっこよすぎて奇声を発しながら泣くという醜態を晒してしまった…
車から服から何からセンスが良すぎずに良い辺りが素晴らしい。
次元がジバンシー着るなら俺も着たいけれど、それはロマンがねえか
>>続きを読む

>|