このレビューはネタバレを含みます
母を火事で無くした主人公、眞人。
疎開で東京を離れて田舎の屋敷で、眞人の次のお母さんとなる夏子さんと過ごす。
学校でも馴染めず、自分で自分の頭を石で傷付ける。
屋敷では、青鷺が頻繁に眞人を誘う。
屋敷にあった誰も足を踏み入れない塔には、ある秘密が。
そんな中、亡くなった母が残してくれた本、君たちはどう生きるか。
本を読んでいる時、夏子が森へ消える。
君たちはどう生きるか。
辛い現世であっても、眞人は、現実できちんと向き合って生きることを決める。
生きるとは、そういう事なのかもしれない。