君たちはどう生きるかのkanakoのネタバレレビュー・内容・結末

事前を告知をしないことで、子供の時に夢中になってみた映画や、みたことのない景色を見るときのような気持ちになりました。
2時間なのに3時間くらいに感じた。しかもその3時間は全然退屈にならない。ずっと夢中。
不思議と今までのジブリ作品が彷彿されるシーンたくさん。戦後の日本なのかと思えば、海外のような可愛いお部屋もあったり美味しそうなパンも出てきたり。その時間や場所の軸がぐにゃぐにゃしているのもジブリの良さだなぁ。

この映画は意味をわかろうとするにはまだまだ私は未熟。だから何も考えないようにみた方が楽しめるのかもしれない。

今日の映画館の中の私は千と千尋の神隠しを、ありのままの子供の感性で夢中でみた小学生の頃のようだった。
宮崎さんはあの頃子供だった私たちが、大人になり、その大人たちに子供の頃の気持ちに戻れる映画を作ってくださったのだなと思いました。